![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
いくつもの仕事が〆切りが重なってくる。イライラばかりがつのり、思い通り進まない。 夏の間あんなに旨く感じた「野方ホープ」の味が今日は全然ダメだった。身体が受けつけない。残してしまった。体調のせいかな。今週飲みが多かったので胃腸が疲れてるのもあるのかな。今、ラーメンは醤油しか食いたくない感じ。吉祥寺は美味しい醤油ラーメンの食える店が少な過ぎる。豚骨やら豚骨醤油やらが多過ぎる。 |
![]() |
プリファブ・スプラウトの8年ぶりの新作「Lets Change The World With Music」。 |
![]() |
実は92年に途中まで出来ていながら中断していた幻のアルバムを17年ぶりにようやく完成させたという大変なシロモノ。なんだか人事とは思えない。 この8年の間にバンドは解散状態になってしまい、今回の音はバディ・マクアルーンが全て一人で打ち込みで作り上げたもの。なので確かに薄くて、いつものコクのようなものはないけど、メロディは相変わらずプリファブそのものじゃないか。俺は全然アリ。 しかし最新のバディ・マクアルーンの風貌はなんだこれ。仙人か。 |
![]() |
![]() |
阿佐ヶ谷ロフトAでの泉昌之のトークイベントにゲストとして出演。 二人とも長い友人だから喋るのはいくらでもいいんだけど、今回の懸念は「3人で若い頃作った青くて恥ずかしい歌を発表する」というお題だった。飲んで打ち合わせの時にいつの間にか決まってしまった(毎度の事)んだけど、シラフになって日が近づくにつれて、これが気が重くて重くて。 久住さんはミュージシャンとしてライブも年に何十本もこなすプロだし、泉さんも20代前半には京都や大阪で弾き語りしてたっていう経験がある人だからいいけど、こちとら自作の曲を人前で聴かせた経験一切なし。イベントが始まる直前まで二人に「やっぱりヤだよ〜〜」とダダこねてたんだけど、久住さんの手慣れた仕切りにより、開演早々バンジージャンプのような勢いで背中を押されてしまった。唄ってしまった。曲は高3の時作った「モーニングサービス」。タイトルからしてすでに恥ずかしい。でももう思い切ってヤケクソのようにギターかき鳴らして唄ったよ。 まあ、先に唄っちゃったらもう気が楽。あとは気楽に楽しんだ。最後のシメにバンドアレンジで演った泉さんのオリジナル曲「終わらない夢」はお世辞抜きで良かった。「思いきり愛したい〜、思いきり愛されたい〜」と唄う、40歳の時作ったというには青臭過ぎる歌が今だと心に沁みる。きっと嘘のない心からの言葉だからだと思う。泉晴紀はソウルシンガーだな。グっときたよ、ほんと。 |
![]() |
Photo by Nishi-yan(3枚とも) |
![]() |
![]() |
![]() |
ひばりくん直し。ひと山越える。もうふた山あるけど。 ラウル・ミドゥンの新譜。今回のは今までよりまたさらにシブイ。 |
![]() |
![]() |
昼、自転車で荻窪まで。「春木屋」「丸長」と並んで荻窪ラーメンのルーツを成す「春木家本店」に初めて行ってみる。駅近くの春木「屋」じゃなくて、ちょっと奥まった住宅街にある春木「家」。前から一度行きたかった店。荻窪ラーメンとは、元々蕎麦屋から始まったらしいけど、この店はその名残りが一番残ってる。もちろんラーメンも看板メニューなんだけど、蕎麦もうどんも丼物もカレーもある、いわゆる大衆的な蕎麦屋さん。店は小ぎれいで静か。 ラーメン680円にしようとしたら、店のおばちゃんに大盛りもありますよって薦められ、つい従ってしまう。頼んだ後に値段見たら880円。大盛りで200円アップはちょっと高いよ。うまくのせられたかな、と思いつつ出てきたラーメン、大盛りにしては量そんなに多くなく、拍子抜け。ルックスは三角に切られた海苔も含め春木屋に似てるけど、味は生姜がより効いたキリっとした醤油ラーメン。春木屋から荒々しさと煮干しのエグみとをとった感じかな。美味しかった。また来よう。次からは大盛りはやめとこう。 |
![]() |
加藤和彦自殺のニュースにビックリ。そしてショック。ホテルで首つりって何で!?生前のセンスのいい、歳とっても髪薄くなってもオシャレでスマートだったミュージシャンに似合わな過ぎだろう。 |
![]() |
実家。朝からバタバタ。ひばりくん2巻、Amazonで20位まであがってた。発売日に20位はちょっとすごい。1400円もする昔の復刻漫画本がだ。ただちに重版も決まった模様。 生臭い話で恐縮だが、基本的に自分の本をいくら描き直そうが、カバーを新しく描きおろそうが、それに対するギャラは一切発生しない。このひと夏、いくつかの仕事も後回しにしてずーっと描き直しをしてて、その間はすなわち無収入だった。自分自身の納得のために勝手にやってるのだから、それはあたりまえのことかもしれないが。 「金にならんことにばっか時間費やしてますよ」と、闇太郎のマスターなんかにこぼして、「いや、その頑張りもいつか必ず自分に還ってくるんだよ」と言われたんだけど、ホントそうなんだよな。もちろんここでの順位が全てじゃないし、ベストセラーになる程売れるわけじゃないんだけど、目に見えるひとつの具体的な成果としてのこの数字は素直に嬉しい。買ってくれた人、読んで喜んでくれた人にはありがとう。心から感謝。だから買ってないやつ、早く買え!もっと買ってくれ〜〜〜! |
![]() |
もうすぐ出るエンケンこと遠藤賢司さんのライブ音源CD BOX(CD10枚DVD1枚の11枚組!)に封入されるブックレットにイラストエッセイ描くことに。86年に吉祥寺のライブハウス「のろ」で一緒にやった時の音源(もちろんエンケンさんのパートだけね)も入るようで感無量。その「のろ」も今月いっぱいで閉店するそうだ。慣れ親しんだ吉祥寺がどんどんなくなっていくよう。 夜は実家の用事で流山泊。フリースタイル黒社長から携帯メールに逐一入ってくる、ひばりくん2巻のAmazonでの売り上げ報告が疲れを忘れさせる。「今47位です!」「31位です!」と、最近の自分の本では見た事のなかった順位に心躍る。 |
![]() |
ひばりくん2巻届く。いい感じ。セキネシンイチ毎度いい仕事してくれてます。 |
![]() |
自炊にちょっと飽きて、昼は久しぶりの「はつね」でワンタンメン。今日のがまたう、う、旨かった〜。この店のラーメンが他の店より優れている点は実は海苔である。自分はラーメンに海苔はどっちでもいい(別になくてもよい)派だが、この店のラーメンには海苔は不可欠。海苔が美味しいんだホントに。香りが高くて。しょうゆ味がより引き立つのだよなあ。 |
![]() |
原稿直し。雑誌に載ってた「品川ヒロシのオタフクソースで作るナポリタン」がすごく簡単で旨い。品川ヒロシってなんか小器用な感じなわりに野望はデカそうであんまり好きじゃないんだけど、料理はホントに上手そうだな。 作るの2回めの今日は更に旨しだった。 |
![]() |
![]() |
天気良く、暑くもなく。いい陽気。思い立ってテラスの草むしりする。この夏の間、というか、去年から生え放題になっていた雑草で空家みたいに荒れていたテラス、スッキリキレイになった。4時間かかったが。終わった頃には手、足、腰、ガタガタ。運動不足も過ぎるので、いつもと違う動きをするとテキメンに身体にクる。歳だ。 |
![]() |
次女の小学校の運動会。校庭で、ご近所の主婦漫画家、後藤晶とバッタリ。自分の子は違う小学校だけど、友達のつきあいで来たとのこと。飲み仲間と真っ昼間(しかも嫁と一緒の時)にシラフで会うと妙にドギマギするな。
毎日放送系列で今月から放送が始まってる「古代少女ドグちゃん」の1話〜4話観る。もちろん関東圏では放送は観られないので送ってきたサンプルDVDで。 |
![]() |
![]() |
あああ、原稿直しだすとキリがない。手を入れるほど完成度は高まるに決まってるんだからね。楽しくて。でもたいがいにしとかんと。 ムーンライダーズの新作「Tokyo7」やっと聴く。若いな今回の。裏ジャケに一人で映ってる人は誰? |
![]() |
![]() |
昼過ぎ起きたら台風はあっさり去っていてスッキリと秋晴れ。仕事場のテラスの金木犀が今年も満開。台風去った後でよかった。これから1週間は楽しめる。 1日中「ひばりくん完全版3巻」の原稿直し。3巻はもう発売日延ばしたくない。 昨日飲み屋から誘った同業者の中で唯一「仕事だからダメ」と来なかった西原理恵子から今日は逆に飲みの誘い。なのに今日は俺が仕事で行けない。無念。飲みの誘いを断るのは、仕事を断るのより負けた気がするう〜〜〜。 |
![]() |
「超大型」という鳴り物入りの台風18号近づく。昼間いろいろこまごまと忙しく過ごし、夜は近づく台風、次第に強くなる風雨にワクワクして何人もに電話。呼び出して飲む。「台風だから飲もうぜ」という俺もどうかしてる。あまつさえ最後まで残った数人で朝5時までやってるラーメン屋までびしょ濡れになりながら行く。基地ガイか。 |
![]() |
おっ、なんと世界の○○○から「Mr.エグゥチ。イラストカイテクレマセンカァ?」と仕事の依頼。誰でも知ってる一流スポーツウェアメーカー。俺もファンの会社である。やるさ、そりゃ。詳細はまたいずれ。 |
![]() |
ずいぶん前から周りですごいすごいという声を聞いてた韓国映画の「チェイサー」やっと観る。う〜ん。前半は文句なく面白い。でも後半に行くにしたがってジリジリイライラ。こいつらみんな馬鹿ばっかじゃね?というイラつきばかりがつのる。警察のマヌケさ、アテにならなさを描きたいにしても、ハラハラドキドキとイライラじれったさとは違うんじゃないの。 |
![]() |
小雨模様の中、嫁と新宿。招待券をいただいていた「南極料理人」ようやく観る。いやあ面白かった!出てくる食い物がいちいち旨そうで。この地味なネタでここまで面白く出来るとは。素晴らしい。おかしさも切なさも、ちょっとした感動もいちいち程よく。いつまでも浸かっていたいお風呂のような映画だった。 終わった後は絶対ラーメンの気分だったんだが、雨の中を歩くのが少々鬱陶しく、映画館近くの「王ろじ」でカツカレー。久しぶりに。 |