9月28日(月)
昨日は疲れて早く寝たので朝5時に目が覚めて、借りてたDVD「グラン・トリノ」を観た。いやあ〜男の美学に溢れたいい映画だったあ。どういう意味なのかと思ってたタイトル、完璧だな。78歳の自分に出来るものをちゃんとやってるイーストウッドは偉い。これはDVD買ってまた観たい。

9月27日(日)
久々の休日。チケットをもらってて全然行けずにいた「横浜開国博Y150」にようやく家族で行った。なに、他の出し物には全く期待はなく、フランスのアート集団「ラ・マシン」のクモが観たかっただけなんだが。

夜の部はさながら映画の1シーンみたいだった。機械仕掛けのエロス。カッコイイ。動かしてみたい。クモの口や尻から時おり噴き出される水を浴びながらも間近で観といてよかった。

9月26日(土)
「ひばりくん」2巻カバー出来!これでようやく出せます2巻。発売日は10月16日。今度こそフィックスです。まだかまだかと待ってくれていた方々には本当にお待たせしました。

9月24日(木)
用事で流山の実家に帰る。空には冗談みたいな漫画雲が浮かんでた。

この16日に発売になった、嫁のアイドル時代のベスト盤が届く。なんと、3年間の短い活動期間に録音した全ての楽曲を収めたという3枚組のコンプリート盤。身内のアレでちょっと気恥ずかしいんだが、けっこういい曲唄ってたんだよなあ。細野晴臣の書いた「パステルの雨」とか、名曲。この機会に聴いてみてはいかがですか!なんちて。

9月23日(水)
熊本のカレー王・天竺堂氏上京。上京の折にはいつも都内のカレー屋巡りをすると聞き、今回おつきあいすることに。廻る店の順路は全て俺がプランニングした。好きやなあ俺も。

1軒め。京橋の「京橋屋カレー」

伊達鶏カレーとベジカレーの
ツインカレー。
2軒め。神田の「トプカ」
インド風ポークカレー。
3軒め。湯島の「デリー」
俺の頼んだコルマカレーと天竺堂氏のカシミールカレー。

3軒とも俺自身も初食の店ばかり。それぞれに美味しかったが、カレーの3軒ハシゴはやはり無謀!というか馬鹿!3軒めのデリーはさすがにつらく、遺憾ながら少し残してしまった。馬鹿だよ。馬鹿なことをしたと思うよ。しかしこれも道よのう、と天竺堂氏と汗だくの顔を見合わせ別れる。
その後、さすがに夕飯食べれませんでした。あたりまえだ!

9月20日(日)
荒船山の崖下で見つかった遺体はやはり「クレヨンしんちゃん」の作者だった。臼井さんとは何年か前の「こち亀30周年パーティ」で1度だけ会った。会場で俺を探してわざわざ挨拶に来てくれた。漫画家にはあまり見ないタイプの、極めて普通に感じのいい人だった。残念としか言いようがない。御冥福を祈ります。

9月19日(土)
「ひばりくん」2巻の描き直し、やっとやっとやっとアップ〜〜〜〜。
たかだか15ページ描くのにどれだけかかってんだって話だが、これが今の自分の漫画家としてのスペックなんだろうなあ。おかげで発売日が何度も延びてしまい、関係者各位にはご迷惑をかけしました。スイマセン。

9月17日(木)
「モテキ」で注目の漫画家、久保ミツロウと対談。ミツロウとは言っても女性である。話はキレるし酒はいけるし、プロ意識に溢れた実に男前な女性漫画家だ。この作品、今後さらに大きな存在になるのは間違いない。久保さんとは以前1度飲んでるし、終わったら当然のように飲みに突入。近所の漫画家やら演出家やらイベンターの女子やら入り乱れて朝まで!カラオケまで!
対談のもようは携帯でココにアクセス。

9月16日(水)
ライター安田理央くんと銀座の「共楽」でラーメン。なぜだか彼の自主制作DVDマガジン「No.1 in Heaven」のいち企画として。何年ぶりかの愛する店は閉店近い4時過ぎだったせいか、客も俺たち以外にはおらず、ゆる〜い空気が漂ってた。味も心なしかゆるかったかな。でも俺の中ではこの店はすでに殿堂入りしているので、その評価が変わることはないノダ。
Photo by Yasuda Rio
(3枚とも)

9月14日(月)
今日の昼飯。卵とハムとチーズとレタスの焼きサンド。自炊ブログか。
いや、野菜をたくさん買い込んだので、腐る前に意地でも使い切りたく毎日自炊してるだけ。それと、こう仕事場に籠もってると、自分で作って食べることが唯一の息抜きになるのです。

9月13日(日)
今日の昼飯。鍋に残ったカレーのひと刮ぎでドライカレー。

9月12日(土)
昨夜作ったカレー食う。旨し!!!なんて旨いんだ俺カレー!もちろん昼も夜も。全っ然平気。カレーだったら。

9月11日(金)
近所の居酒屋「闇太郎」の入っている、築50年近いであろう建物が、闇太郎部分だけ「キッチリ」残しモダーンにリフォームしていてビックリ。横文字と闇太郎の字面が並ぶ様は、なんということでしょう。かなり無理やりな外観に。新しく入るテナントは、リフォームも手がける不動産屋さんだそう。
ビフォー
アフター

久々に仕事場でカレー作ろうと、昼間に材料を買っておいた。仮眠して、夜中に起き出しておもむろに作り始める。自分にとってカレー作るのは写経のような効果があると思う。心が静かに凪ぐ。食うのは明日の楽しみに。そして仕事仕事。

9月10日(木)
「KRAZY!展」でバンクーバー〜ニューヨークと廻っていたひばりくんの生原稿が1年ぶりに帰ってきた。宅急便さえカッコいいなあ外国のは。

9月4日(金)
仕事中にずっと聴いている。ミズノマリの「mariage」。知人が制作に携わった作品で春頃送ってきたものだが、聴くたびに少しずつジワジワと沁みてきて、このところヘビロテ盤に。筒美京平、堀込高樹(@キリンジ)、冨田ラボ、小西康陽、西寺郷太(@NONAREEVES)という作曲、編曲陣からもわかるように、まあ、あからさまに70年代の日本のシティポップスのレアグルーヴ狙いなんだけど、狙い以上に楽曲と歌唱の良さが際立つ。ホントに全曲ツブ揃い。もっと話題になってもいい作品だと思うんだけどな。

9月3日(木)
昨年スマッシュヒットとなった「片腕マシンガール」に続いてまた、井口昇監督の新作のイメージイラストを描いた。10月から毎日放送で始まる「古代少女 ドグちゃん」というTVシリーズ。監督陣に「怪談新耳袋」の豊島圭介や「呪怨」の清水崇も参加していて、かなりバカバカしくて可愛くて面白そう。全国ネットではないのがちょっと残念だが。
こういうの。
それにしても最近の井口監督の勢いは、一番切れまくってた頃の永井豪先生を彷彿させるなあ。漫画がやんちゃだった頃のセンス・オブ・ワンダーに溢れてるんだよなあ。10月に公開を控える角川映画配給の新作が「ロボゲイシャ」だって(笑)。素晴らしいなあ。