6月30日(火)
毎回録画して楽しみに観ていた「湯けむりスナイパー」も先週最終回だった。終わるのが寂しいのはいいドラマだった証し。原作の良さをうまく汲み取ってTV用にアレンジしていた。あとキャスティングも良かったね。遠藤憲一が「白い春」に出てても源さんに見えたもん。
原作も新シリーズがまた始まった。もうさすがにどうかな、という思いもあったが、悪くない。このレベルで今後も読めれば文句はないっす。

6月29日(月)
「ひばりくん完全版」の描きおろしカバーようやくあがる。もちろん今の自分のタッチで描いているのだが、ひばりくんはちゃんとひばりくんになるなあ、と我ながら感心。

6月26日(金)
マイケル・ジャクソンが突然死んだ。もうずいぶん前から生身を感じない、生死を越えたゾンビのようなイメージの人だったから、逆にその死に実感が湧かない全く。
雑誌「フリースタイル」の特集で浦沢直樹と対談。初対面。80年前後のマンガのニューウェーブ・ムーブメントについて3時間ほど。いや3分の2は浦沢さんが喋ってたんだが。
結局の所、あの頃のマンガのニューウェーブとは大友克洋ショックに集約されるのだよな。

6月24日(水)
ここんとこよく聴いてるandymori。
久々にイヤラシクない若さの勢いと青さを持ったバンド。イヤラシイ若さと青臭さが多いんだ最近のは。

ラーメン者としては押さえておくかなと、レンタルビデオ屋で手を出してしまった「ラーメンガール」。これはヒドイ。全てをナメきってる。これはもう観る方が悪いってくらいのカス映画。笑えもしないのが始末に負えない。西田敏行の熱演が気の毒だ。


6月23日(火)
サンプルDVDをもらっていた「サイタマノラッパー」やっと観る。イイ。東京近郊の田舎の息詰まる感じ。出てる。おかしくも切なく。

「白い春」最終回。ありえないほど号泣しながら観る。このドラマ、途中から観始めたんだけど、大橋のぞみちゃんがとにかく愛らしく、二人の父親両方に感情移入しつつ毎回泣きながら観ていた。こんな韓国ドラマみたいに浸れる連ドラ、久しぶりだったな。吉高由里子もこのドラマで初めていいと思ったし。


6月22日(月)
先日の相対性理論のライブで初めて会った漫画家の西島大介と初飲み。
最初は井の頭公園裏手の西島さん家の近くの飲み屋で、IKKI編集長の江上さんはじめとする数人の編集者らと静かに飲んでたんだが、いつの間にか闇太郎にいて、カウンター全部が同業の知り合いで埋まってた気がするなあ。(気がするなあ、じゃない)

6月18日(木)
夜、アクションゼロの打ち上げというか残念会というか。とりあえず今月から連載の仕事が全くのゼロ!しゃれになんない。

6月14日(日)
相対性理論のライブに高3の娘連れて行く。黒社長と恵比寿駅でおちあいリキッドルーム。新宿から移っていたの、今頃知ったよ。
前座長いー。スタンディングのライブでピアノソロのインスト延々はキツイー。俺たちの後ろに立っていた男がいきなりダーンと娘にぶつかって倒れてきたので驚く。床に倒れて気を失っている。周りにいた数人で抱き起こして休ませる。月曜日の朝礼で校長の長い話に貧血起こして倒れる中学生と同じアレだなこれは。気持ちはわかった。
楽屋でボーカルのやくしまるえつこさんに2度めの挨拶。この夏、雑誌「フリースタイル」の企画でやくしまるさんと仕事します。

6月13日(土)
なぜか聴いていなかった曽我部恵一BANDのCD2枚、iTunesストアでダウンロード。聴いてみて、なぜ今までいまいち手が伸びなかったのがわかった。異様に前向きで肯定的な詞もキャパ以上に張り上げる声も、ジャケ写のメンバー仲良さげな笑顔も、全てに違和感感じる。中村一義が100sになった時に感じた違和感と近い。ロックロック言ってるけど、メンバー全員仲良しこよしでベタベタしてるのってあんまりロックじゃない気がするけどな。

6月12日(金)
神保町に資料写真撮りに行く。嫁同行。しょっちゅうカンズメになっていた「錦友館」というビジネスホテルの辺りがすっかり整理され、ドでかいオフィスビルが建っていたのには驚いた。ああ、もっと早く撮りに来ていればよかった。
「ボンディ」でカレー。お茶飲みに入った「さぼうる」のバイトが男も女も態度悪くて気分落ちる。こんな店員がいる店じゃなかったけどなあ昔は。

6月11日(木)
昼、ダメなカツカレー食う。カレーの海に貧相なカツが浮かんでるようなのはダメ。ゴツゴツしたカツの山にカレーのみぞれが降りかかったようなのがイイ。わかりヅライか。アリそうでナイんだよなあ、なかなか。理想のカツカレー。カツカレーにもっと 本気出してくれる店があってもいいと思う。
7月公開の映画「キリトル」のサンプルDVD観て、頼まれていたコメントを書いて送る。

6月10日(水)
吉祥寺駅前「おおむら」で今年初冷やし中華。しまった。もっと天気のいい日にするんだった。初冷中にはちょいと冴えないどんより曇り空。
啓文堂でコミックス2冊。今日マチ子「センネン画報」と御大メビウスの新作「B砂漠の40日間」。メビウスの、1日に1コマづつ、ラフスケッチも下描きもせずアドリブ一発描き。しかも修正を全くしていないというから気い狂ってる。こんな風に描けたら楽しかろうよ。

6月9日(火)
昼ちょい過ぎ起きて五日市街道沿いの「中清」で蕎麦。
ネームネーム。住み始めた79年当時の西荻の地図を書いてたら夢中になる。書き出してみると駅前の店はほとんど変わっている。生き物のような街の変化は面白い。ただ、いい方には変わってないな。日本の街はどこも今。
夜はマイクロスター佐藤清喜くん、テクノマイスターのライター田中雄二と飲み&打ち合わせ。
昨年出たマイクロスターのデビュー盤は最高のポップスアルバム。

6月8日(月)
ネーム2本出来。夕方から恵比寿。YJ米澤、泉晴紀と待ち合わせ、懇意にさせてもらっているアメカジブランド、フェローズの秋冬展示会に行く。この春にリニューアルされたフェローズの新しいジーパン、ものすごくヨイ。

終わったあと中目で打ち上げ。吉祥寺組3人は地元に帰ってもう1、2軒飲み直し。

6月7日(日)
ネームに入るとどうしてこう掃除したくなるのか。逃げか。どうしていつも以上に本読んだり映画観たくなるのか。逃げだよ。
DVD「TOKYO!」観る。3人の外国人監督が東京をテーマに撮ったオムニバス。ドニ・ラヴァンの人間ゴジラは最高だが、後半尻つぼみ。一番期待してたポン・ジュノのやつはイマイチだったな。

6月6日(土)
仕事場にゴキちゃん頻繁に出没。今年もそんな季節になったか。ゴキ殺しを買ってきてあらゆる隙間に置きまくる。

6月5日(金)
ネーム。夜はG冬舎の編集女子二人と闇太郎で飲み。

6月4日(木)
かかえていた仕事あらかた片付き、本日より新しい漫画のネームに入る。

6月3日(水)
「はつね」でタンメン。なのに鼻と喉悪化で味わからぬ。吉祥寺「ほさか」で山上先生ご所望の生蕎麦買って送る。

6月2日(火)
アクションゼロ最終号の原稿、仕上げを残してきたので、一人先に5時起きで金沢を発つ。市内で唯一温泉のある白鳥路ホテル。大好きなこのホテルをこんな慌しさで去るのがサビシイ。温泉にだけは入ったが(これも慌しく)。列車の連絡が異常によく10時前には東京着。吉祥寺に帰り着き、バタバタと仕上げ。夕方アップ。最終号までなんとか落とさず終えられてヨカッタ。咳ひどくなる。家に帰って風邪薬飲んで早めに寝る。

6月1日(月)
昨日はE.T.T初の大阪ライブでした。11時にホテルチェックアウト。

となりは田村信。写真の俺のやる気のないバンザイに昨日の疲れが残る。おまけに少し風邪気味。
せっかくだからと本場のお好み焼き食べてから金沢に向かう。現地でフリースタイル黒社長・吉田と合流。夕方から山上たつひこ先生ご夫妻と会食。山上氏「中春こまわり君」の原稿があがったばかりで終始機嫌よし。夜、風邪悪化。